2009年10月16日金曜日

子どもの手が抜けた時には

接骨院時代によく診たなかに

「小児肘内障(しょうにちゅうないしょう)」

があります。

よく、「ひじがぬけた」とか「手がぬけた」とかいって、

手をだらんとぶらさげて(もしくは反対の手でささえて)来院されます。

はじめてのときは親御さんも心配されますが、

しゅっちゅうになると、あーまたか、になります。

多くの場合、子どもの手を引っ張った時に起こりますが、

習慣性になると、寝がえりをしただけで外れたりします。

「外れる」というと脱臼みたいですが、実際は「ぬける」のほうが表現としては正しいかもしれません。

3才くらいから小学校に上がるくらいまでの子どもに多く起こります。

まだ関節が完全にできていない時期なので

大人では靭帯でしっかり固定されている部分が未完成のため、

靭帯から骨が「抜けかかる」状態でひっかかっているのが「小児肘内障」です。

この状態では腕に力が入らず、手を上に挙げることができません。

掌を上にひっくり返すようにすると痛がります。

もし、ひじがぬけた時にはどうしたらいいか?

接骨院や整形外科に行くのが無難ですが、

とりあえず



シャツを脱がせてみましょう


かぶりのシャツを上に引っぱって脱がせる、

そう、そのまま上に引っぱって脱がせると




     ポクッ




と小さい音がして、ぬけかかった骨が元に戻ります。

ほとんどはこれで治りますが、

入りにくいケースもあるので、まだ痛がるようであれば(手を使わない、バイバイできない)

近くの接骨院か整形に行くべきでしょう。

※あくまで“手をひっぱってぬけた”場合の処置で、転んで手を突いたとか原因がわからない場合は先に医療機関を受診してください。



もちろんヨシハラでも治せます。

広島市西区の気功・整体院「吉原綜合治療院」
http://yoshihara.blogdehp.ne.jp/




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