「〇〇でガンが治った!」
「〇〇で痩せた!」
「驚異の〇〇健康法!」
毎日、テレビや雑誌でうんざりするほどの“健康情報”が垂れ流されています。
きっと多くの人々が健康を願い、さまざまな健康法やサプリメントを探し求めているからなのでしょう。
しかもほとんどの人は
「簡単に」
「すぐに」
「驚くほどに効果のある」
ものを欲しがっているようです。
しかし、本当にそんなものがあるのでしょうか?
現代の病気の多くは、生活習慣に起因しています。つまり自分自身でつくった病気がほとんどなのです。それなのにそのことを反省しないで、生活を改めないで簡単に、手軽に病気が治ってしまうのは無理があるような気がするのです。
「善い事は蝸牛の速度で進む」と言ったのはガンジーですが、本当の健康法も蝸牛並の忍耐がいるのかもしれません。
吉原はあなたに、流行りすたりではない、本物の情報をお教えします。
そもそも健康とはいったいなんでしょう?
WHO(世界保健機関)では次のように定義しています。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not
merely the absence of disease or
infirmity.
「健康とは身体的・精神的・社会的にじゅうぶん満足すべき状態をいい、たんに疾病や障害のないことではない」
わかりやすくいうと、【病気じゃないことが健康というわけではなくて、心と体と環境とのバランスがうまくとれている状態】ということだと思います。
かつてこの定義を以下のように改正しようと議論されたことがありました。
Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social
well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
「健康とは身体的・精神的・霊的・社会的にじゅうぶん満足すべき動的な状態をいい、たんに疾病や障害のないことではない」
dynamicとspiritualという言葉が付け加えられています。その理由として、
physical, mental and social
well-being という3つの指標が西洋医学の成熟限界に伴いphysical一辺倒となり、また、あまりに数値化、客観化されすぎた事の反動として伝統医学への回帰が起こった世界的流れの一環と無関係ではない
(日本公衛誌 平成12年 第47巻 第12号 )
と指摘されています。
結局、この案は通らず現行のままとなったわけですが、否決された主な理由はspiritualが宗教的な意味合いを想起させるということと、代替医療擁護ととられる可能性があるからということでした。
ただdynamicについてはほとんど議論されなかったそうです。ということは、健康が「動的状態」であることには異論がなかったということでしょう。
では「動的状態」とはどういうことでしょうか?
そのままでとれば、動いている状態ということになりますね。なぜわざわざ「動いている状態」に変更しようとしたのか、考えてみました。
難しく考えると頭が痛くなるので(笑)
まあこんな感じ
病との境目を医者は数値で線引きしますが、実際は堺目などなく、その時点での状態を一面的にとらえているにしかすぎません。人間の体には治ろうとする自然の働きがあり、その力が発揮できる状態であればどのような病からも回復出来る力があるのではないでしょうか。
わたしたちは「整体」という施術行為を通して、患者さんが治る状態に近づけます。
わたしたちが治すのではなく、治るのはあくまで患者さんその人であり、わたしたちに出来るのはその準備、舞台をつくることです。
その意味では患者さんが主役であり、わたしたちは黒子といえます。
氣功整体の施術で、あなたの身体を静的状態(静体)から、動的状態【勢体(せいたい)】に変えることがわたしたち黒子の使命です。
【勢体】を維持するために当院で指導している方法として「歩くこと」と「冷やすこと」があります。
皆さんは、もう耳にタコができるくらい(笑)聞いているといわれるかもしれませんが。
院長の治療法は変化してきていますが、このふたつの指導はずーと変わりません。普遍的な方法なのです。簡単で、しかも確実な効果がある、本当に画期的な養生法なのです。
院長自身が肺がんを克服できたのは、歩行と氷と食事と気功のおかげであり、抗ガン剤でもプロポリスでもありません。当院の患者さんの症例だけでも、驚くような結果がたくさんあります。
特に「歩く」ことの効果は、究極的には、「整体治療しなくてもいい」ほどの効果があるのです。
歩いていれば調整する必要がなくなるのです。
だから、これを教えると私たちの仕事がなくなってしまうので本当は教えたくないのです(笑)
でも教えます。だって教えても99%の人はやらないので。
あなたはやってると思いますが(笑)
当院では施術の前後に骨盤の異常をまずチェックします。
骨盤がきっちりと安定していれば、たとえ痛みが残っていても治っていくからです。
先ほど言った「治る準備」の最重要要件がこの骨盤のバランスです。
その骨盤のバランスを自分で整えることができたらいいと思いませんか?
それが出来るんです。
もう分かると思いますが(笑)
そう、歩くんです。
43分の連続歩行、歩幅を広くとって、やや速足で休まず歩いてください。
40分を超えたあたりから骨盤の関節が動きだしてバランスがとれます。
まさに自分でできる整体法といえます。
骨盤の歪みの多くは、骨盤のネジが「ゆるむ」ことで起こります。
歩くことでこのネジを締め直すのです。
構造医学の吉田勧持先生が提唱する「生理歩行」によって明らかにされた理論です。正確にやるためにはいろいろと難しいやり方もあるのですが、
シンプルにいうと、
43分大股で速く歩け、ということです。
かくゆう私もなかなか歩かないひとりでしたが、一念発起して今年は歩いています。
週3回ですが。院長はほぼ毎日歩いてます。
広島市西区の気功・整体院「吉原綜合治療院」
http://yoshihara.blogdehp.ne.jp/
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