ひとりビールを飲みながら灰谷さんの「兎の眼」を読みました。
学生時代に読んで以来で、
内容もすっかり忘れていたので感動も新鮮でした。
だいたい、ぼくは涙腺が弱くて困ります。
泣いてるところを見られるのがカッコ悪いので、
ひとりのときは思いっきり泣きます(笑)
灰谷さんは、なんでこんなに子どもの気持がわかるのでしょうか。
灰谷さん自身も教師であり、
「兎の眼」も自身の経験から書かれているそうです。
みな子ちゃんと子供達の成長の場面も
実話が元になっているそうです。
それはつまり成長するものの美しさと強さみたいなものですね。
いろいろなものを見つけてくる。
それは単に道端に落ちているものを拾うてくるというような見つけ方じゃなくて、生活の中から生み出してくる。
ちょっと硬い言葉ですけれど、ぼくは生産的という言葉をときどき使います。子どものそういう営みは非常に生産的なんですね。
子どもが生きるということの中には、必ずそういう何かを見つけるために自分が苦しい思いをしてるというところがありますね。
苦しいところで生きている。だからいろんなことを見つけることが出来る。
教師だって同じやとぼくは思うんです。ぼくにとってあの子たちはほんとうにかけがえがないんですね。
共に学ぶということの意味を、実に具体的に教えてくれたわけですからね。
子どものやさしさの根源は、生命の平等感だ、ということもこの子たちから教えてもらったようなものです。
あらゆる生命を対等に受け止める世界をこの子たちはもっているんですから。
そういう意味で、子どもというのは実に素晴らしい知的労働者だということが言えますね。
(教えることと学ぶこと 林竹二・灰谷健次郎)
小谷先生、鉄三、みなこちゃん、、、みんな美しい。。。
広島市西区の気功・整体院「吉原綜合治療院」
http://yoshihara.blogdehp.ne.jp/
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