「傷は消毒してはいけない」
2年前に、知り合いの先生から紹介されて夏井先生の本は買おうと思いつつ、なんとなく読む気がしませんでした。
書店でふと手にして、新幹線で読むのにいいかなと、何の気なしに買いましたが
これは、面白かったです。
湿潤療法について、わかりやすく書かれていて、納得しました。
治療の原則は2つ
- 傷を消毒しない。消毒薬を含む薬剤を治療に使わない。
- 創面を乾燥させない。
一生懸命に傷を消毒すればするほど、傷の治癒は遅れ、
場合によっては傷は深くなり、
その結果として傷が化膿する危険性が高くなることになる。
人間の体は自前で傷を治すメカニズムを持っていて、
それがあの傷口のジュクジュクだったのだ。
この傷のジュクジュクはいわば、
人体細胞の最適の培養液なのである。
だから、傷口が常にこのジュクジュクで覆われるようにしてやれば、
傷は簡単に治ってしまうのだ。
せっかく「傷を治す物質」があるのなら、
それを利用しない手はないのである。
パラダイムシフトについても考えさせられました。
広島市西区の気功・整体院「吉原綜合治療院」
http://yoshihara.blogdehp.ne.jp/
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