テーパーとは「挟み込む」ということです。
だから、テーパージョイントは「はさみ込み関節」ということでしょうか。
どこの関節かというと、骨盤のことです。
骨盤は、真ん中に仙骨という骨があって、
その両側に寛骨という骨があります。
この仙骨と寛骨との関節を仙腸関節といいます。
この関節は、他の関節と違って凹凸の関係にありません。
関節では骨と骨とが凹と凸の関係になっているのが普通です。
でも仙骨と寛骨はお互いの接している関節面はデコボコでかみ合っていません。
じゃあ、すぐにはずれちゃうんじゃないの?
いえ、そこにたくさんのつよい靭帯が付いていて固定されているように見えます。
じゃあ、関節っていっても動かないんじゃないの?
まあ、一般的には動かないとされています。
しかし昔から民間療法では動くとされてきました。
そして実際に動きます。
それは、両足で立っているとき、両股関節から伝わる力と上体から伝わる力で「はさみ込まれた」ときに関節として機能するのです。
だから「はさみ込み関節」といいます。
広島市西区の気功・整体院「吉原綜合治療院」
http://yoshihara.blogdehp.ne.jp/
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