2007年、日本整形外科学会は、骨や関節、筋肉などの障害から介護が必要となったり、寝たきりになったりする危険性が高い状態を「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と名付け、「ロコモ」の略称で、広くこの問題を知ってもらうことを提案しました。
2009年6月には、東京大学の研究チームが、日本全国で40歳以上の約4700万人がロコモかその予備軍であると発表を行いました。これは実に40歳以上の男性の63%、女性の69%にもあたります。
4700万人というの数は高血圧症の人をすでに少し上回る大きな規模であり、しかも今後高齢化が進むことを考えると、さらに増加することが予想されます。
(新国民病ロコモティブシンドローム~長寿社会は警告する/中村耕三・著)
またエライ先生方が新しい病名を作りだしましたね。
まったく、医者というのは「健康の専門家ではなく、病気の専門家だ」と言われるのは本当のようです。
記憶に新しいところで「メタボリックシンドローム」なんてのがありましたね~。
「メタボ」もあっという間に国民に認知されていきましたが、いまだに判定基準が曖昧だとか、そもそもメタボは悪くない、とか言われています。
「高血圧症候群」だってそうですが、将来起りうるリスクを避けるために、問題意識を持つことが目的だったのでしょうが、いつの間にか「高血圧」自体が病気であるかのように思われています。
メタボと同じように「高血圧症」だって必ずしもそれ自体が悪いとは限らないのです。
さて、「ロコモ」ですが、要は
足腰弱ってるよ、みんな!!
ってことでしょう!ただ単に。
「ロコモ」なんてしゃれた名前つけなくったて、
そんなこたぁ百も承知だいっ!って言いたいところですが、
そうは言っても現実には、車社会で歩かなくなってるし。
歩くように言ってもなかなか歩けませんもんね~
ロコモ対策の目指すところは、
できるだけ長く直立二足歩行を行い続けることで健康寿命を延ばす
ということだそうですから、
歩き続けることで健康で長生き出来る!
ということなんですよね、結局は。
というわけで、とにかく歩きましょう!!
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